ままにの【2wayバンダナ】作り方をご紹介!
こんにちは。
早速ですが、今回はままにの『2wayバンダナ』の作り方をご紹介します。
慣れたら30分ほどで出来ますよ♪
【2wayバンダナとは?】
『2wayバンダナ』は、6年間、私が『ままに』という手作り雑貨屋(店舗はないんですけどね)をしていた時の定番人気商品でした。
使い方①広げて、三角巾のようにしてかぶる。
使い方②広げずに、ヘアーバンドとして使う。
という2通りの使い方ができます。
元々は、お客様の
「エプロンの三角巾代わりになる、帽子のようなもの作れない?」
というご相談から生まれたもの。
結局、誕生のきっかけをくださったお客様は、別の物を選ばれたのですが、私自身が、
☑️縛る手間なし!
☑️頭をすっぽり(白髪もあほ毛も)隠してくれる!
というナイスなこのバンダナを気に入り、普段着に愛用していました。
私はお団子頭に『2wayバンダナ』をくしゅくしゅにしたり、半分に折って付けるのがお気に入りでした。
あほ毛や白髪を『簡単に』カバーしてくれるので、私にとってもうなくてはならないアイテムです!
時は経ち、ショートカットにしてからも広げて使い、いろんなアラを隠してもらってます。
(冬の間はニット帽を愛用❤️)
【おすすめの素材】
こちらは、作りかけの写真ですが、こんな感じで、本体とゴムの部分の布の色を変えて作るのがお気に入りでした。
『ままに』は使う人のテンションがあがるモノ作りがしたかったので、作りながら私もテンションがあがるものを作っていました。
当時も今も、肌触りの良いダブルガーゼで作っています。
よく利用していたのは、『大塚屋ネットショップ』さん。
otsukaya.co.jp
商用利用オッケーな生地が多く、しかも安い!
ハンドイド販売をしている人には、オススメの生地屋さんです。
今は、注文する量が少ないため、『手芸と生地の店いすず』さんを利用することが多いです。
ダブルガーゼは縮むので、作る前に必ず水通ししてください。その時に、色落ちなども確認できますよ。 |
肌触りに問題なければ、ダブルガーゼでなくても、あなたがお持ちの生地や、ハンカチ、手ぬぐいなどでも作ってみてくださいね。
【2wayバンダナ作り方】
こちらは、『ままに』で対面販売をしていた時に、バンダナ作りに興味を持ってくださった方にお渡ししていたものです。
こちらを元にご説明していきます。
【サイズの目安】
☑️キッズ(頭のサイズ53㎝くらい)
☑️Sサイズ(頭のサイズ56㎝くらい)
☑️Mサイズ(頭のサイズ58㎝くらい)
市販の帽子がちょうどいい人はこのサイズで○
☑️Lサイズ(頭のサイズ60㎝くらい)
市販の帽子がきつい人(私のこと)はこのサイズで○
【用意する材料】
☑️生地
縦40㎝×横55㎝あればどのサイズでも作れます。
布は、引っ張ってみると、伸びる方向と伸びない方向があります。カットするときは横が伸びる方向、縦が伸びない方向としてカットしてください。
ダブルガーゼは縮むので、カットする前に必ず水通ししてください。
作り終わって、使用して、お洗濯したら縮んで使えなくなっちゃった💦なんてことになったら悲しいです。
水通しの時に、色落ちなども確認できますよ。
ダブルガーゼでなくても、多少は縮むので、どんな生地でも水通しはした方がいいです。
☑️12コールのゴム
32㎝あればどのサイズでも作れます。
☑️生地と同色の糸
☑️厚手の生地も縫えるミシン
お安いミシンだと、動かなかったり、針が折れてしまったりして、あなたが怪我をしてしまうかもしれませんし、ミシンを壊してしまうかもしれません。
【作り方の補足】
上の作り方の紙の写真では伝えきれていないこと、分かりにくいことなどを補足します。
①本体の上下を3つ折りして縫う。
1.5㎝間隔で折るのですが、慣れないうちはアイロンを使うと良いです。
慣れたら、手で折りつつまち針でとめましょう。
ダブルガーゼは引っ張るとすぐのびて形が安定しずらいのでご注意を。
飾り縫いをしたい場合は、この3つ折りを縫ったあとにします。
ちなみに、私はJUKIのミシン(HZL-FQ45|JUKI家庭用ミシン)を愛用しています。愛媛の八幡浜市にあるリードミシンさんで購入しました。
楽天にもあったので載せときますね。(ここから買うのをオススメしているわけではありません。参考になさってください。)
飾り縫いが豊富だしかわいい❤️
バンダナ作りを始めてからこの飾り縫いが大活躍しています。
購入後のケアを考えると、地元のミシン屋さんで購入される方がいいのかな?
リードミシンさんはそんなことなかったけど、過去には、めちゃめちゃ人の良さそうなおじさまに高すぎるミシンをオススメされることもあったのでご注意を。 |
無知な私は喜んで買っちゃったんですけどね。。性能悪くはなかったけど30万て。。。気づけよ、私。。。使い方荒くて10年もせずに壊してしまったし。。。 |
②ゴム通し布を縫う。
ひっくり返す時は、私は自作の『秘密道具』を使っています。
細いチェーンの先に安全ピンをつなぎ、布の端に安全ピンを刺しとめ、チェーンを穴に通し引っ張れば、簡単にひっくり返すことができます。
(これこそ写真撮とっけばよかったなぁ。面目ない)
③本体をじゃばら折りにする。
上下は3.5㎝、間は6.5㎝の間隔でチャコペンなどで印を付けます。
端の1㎝くらいはあとで隠れてしまうので、その範囲で印を付けると安心です。
折ると子供用なら4山、大人用なら5山できます。
両端をまち針でとめます。
④ゴム通し布にゴムを通す。
私はゴムの端を2㎝ほど折り、安全ピンを付け、反対端はまち針をとめて通します。
布の中で、ゴムがひっくり返らないように注意しましょう。
⑤本体とゴムを縫いあわせる。
先ほども書きましたが、幾重にも生地がなっているので、弱いミシンは壊れたり、針が折れてけがをする危険があります。
持ってないので試したことはないのですが、2万円以下のミシンではやらない方が身のためだと思います。
2万円以上でも、いきなりスピード出して縫わず、手回しか、最低の速さにして縫い始めてください。
ミシンかけは、まず本体から。
ミシン目はなるべく大きくします。私の場合は5㎜で縫っています。
ゴムは、ひっぱった時にぬけてしまわないよう、3往復以上ミシンをかけます。
縫い終わりはこんな感じ。
白いゴムにレモン色の糸で分かりにくくてすいません💦
見えない部分には、糸の無駄をなくすため中途半端に残った糸を使っています。
⑥ゴム通し布を本体にかぶせて縫う。
ゴム通し布を本体にかぶせ、ゴムを隠します。
そして、仕上げは手縫い!
ゴム通し布と本体を縫い付けます。
布と同色の糸を用意したら玉結びして、表から刺し裏へ。
裏側です。
ゴム通し布を、仕上げたいところ(ゴムが隠れるライン)までおおったら、そのラインに沿って本体を1波縫います。
次は、ゴム通し布の折っているライン上を1波縫います。
その繰り返しで、糸が見えない縫い方ができます。
折の始まりの部分は、キュッとしめたいので、山部分は針を通さず、写真のように布の端と端を縫い合わせます。
そして、ゴム通し布を1波戻ります。
再び、山部分は針を通さず、写真のように布の端と端を縫い合わせます。
そして、糸を引っ張り、引き締めます。
表側にきました。
裏側と同じように、ゴム通し布の折のラインで本体を1波縫います。
これまた同じように、ゴム通し布の折のライン上で1波縫います。
その繰り返し。
折り山の重なった部分は、先ほどの端のような返し縫いの必要はありません。
裏側の縫いはじめの部分まできたら、針をゴム通し布の縫い目の下をめがけて刺します。
玉結びをします。
玉結びを布の中へ隠すように針を刺します。
糸を切ったら完成です☆
お疲れ様でした❤️
【作り方を投稿したきっかけ】
6年続けた手作り雑貨『ままに』をやめてからも、ありがたいことに、定番商品へのお問い合わせをいただくことがあります。
私不器用なんですが、私ができたことなので、手芸をされている方なら作り方さえわかれば作れるもの。
↓
「ならば、作り方をオススメしよう!」
一番の人気商品だった『3wayほっかむり』はさすがにややこしくて、なかなかブログでお伝えするには私には難しくできないんですが、この『2wayバンダナ』なら伝わるかも、と思い記事にしてみることに。
ちなみに、今回作り方の写真を撮ったバンダナは、基本の作り方よりも、後頭部が長めに隠れるサイズ(縦45.5㎝でカット)でお作りしました。
長くするためには折り目を1つ増やすといいですよ。
1つ折りを増やすためには、縦のサイズを6.5㎝長くしてください。
ありがたいことに、このバンダナのお客様から、お写真利用の許可をいただきましたので、着用画像ご覧ください。
※勝手にこの写真をコピーしたり、使わないでくださいね。
刺繍はお客様をイメージして、私の自由に縫わせていただきました❤️
久しぶりのミシン、楽しく作ることができました。
ありがとうございました!
何かしらご質問などありましたら、コメントお願いします☆